2011
02.11

小麦粉の哲学。

 はじめに、昨今の気候変動により、多くの小麦畑の農家さんをはじめ、そのほかの農作物の不作や自然災害、疫病などによる多大なる被害を受けられている農家さんに遺憾の意を表します。日々の労苦にただただ脱帽する思いです。

 今地球でいろいろなことがおこっているなぁ、と少し大げさに聞こえるかもしれませんが、心痛む毎日です。

 ぐるぐるままは、もちろん小麦粉とむきあい対話する日々を送っていますが、実は小麦粉をとおしていろいろなことが見えてくるといっても過言でないのです。小麦粉の入手についても事情が変わってきました。
       konaa

 お客様や教室の生徒さんはごそんじの方も多いと思いますが、ぐるぐるは、おいしくて安全な小麦粉、ポストハーベスト(収穫後の農薬)の心配のない、そして地産地消の考えに基づき国産小麦を尊重し使用しています。(決して輸入ものを否定しているわけではありません。一つの私の考え方です。)

 そしてそもそもなぜべーぐるやさんをやることに到ったかという核心部分です。

 HPでもしるしていますが、もちろんアメリカの大学生活の中でマニアックなくらい毎日ベーグルを食べ続けてはまった、ということもあります。それだけ私の元気の源、大好きなパンだったということもあります。
皆さんにもその元気の源を感じていただけたら、HAPPYになっていただけたら、という気持ちもあります。

 同時に国産粉の安全で繊細なおいしさ、ことに私が出会った小麦粉(北海道から九州のいろいろな小麦粉)の中でも、特に北海道の秋蒔き小麦のなんともいえない、厳寒を超えて育った旨さ、噛むほどに元気を与えてくれるような強さなのか、たくましさなのか、そんな小麦粉に感動したからなのです。

 そもそも国産粉といえば圧倒的に春蒔き小麦がポピュラーなのはご存知の方が多いと思います。はるゆたかとかはるよこいとか、一本挽き以外にもブレンドものもこれを主体として多くで回ってますよね。

 私は春小麦のやさしいふんわりした生地のパンも大好きなのですが、それ以上に秋小麦の旨さ、力強い元気を与えてくれるようなそんなエネルギーあふれるパンを作りたい、すなわちベーグルを作りたい、ということが原点になっているのです。

 そして秋小麦のなかにほんのり優しい春小麦、また弾力のある食感を出し味のよい中力粉を独自の比率で配合することでベーグルを作り始めました。
     しろパンと木の実
     ロゴ入り

 ですが、一昨年の北海道小麦の不作に続き、昨年ではその不作の前年を下回るパン用小麦のが10%未満ともいわれるほどの不作になっています。

 一般に〇〇ブレンドと称して流通している小麦はこの難問に挑んで強力成分の少ない小麦をバランスよく配合してパン用粉にしたてているといっても過言ではありません。それはそれで北海道小麦の現状を考えると否めない手段だと思います。 (だとしても相対的に比較して従来品に劣るにせよ、粉の味は良かったりしてますし・・・)

    ゆずシリーズ

 ぐるぐるは、このように北海道という一種ブランド名にしがみついているわけではないのですが、今後も継続して起こりうる小麦の収穫問題。固定の仕入れ先、しがらみを越えて今まで通り入手経路を模索しながら、ぐるぐるBESTを尽くして安心でおいしい小麦を用いた天然酵母とのマリアージュをお客様にお楽しみいただけるように考えています。
 小麦粉の種類や配合など、そのときどきで若干変わってくると思いますが、それもその時点での地産地消に準ずる考えです。ここらへんで小麦話はカット~!!止まらなくなるので(@_@;) 
Thank you for reading my story☆彡


 
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